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突然の背部痛、足背触れず2009.09.26 Saturday
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自宅にて突然の背部痛を訴えた50代の男性、特にこれといったご病気などない元気な方でした。車内収容し詳細な観察を実施すると…突然の背部痛、足背触れずというお話を緊迫の救急現場に更新しました。救命士の国家試験を経てきた人ならこのタイトルだけでも分かりそうな典型的な症状がいくつか出ていました。今回のお話は当サイトでは始めての試みのクエスチョン編とアンサー編とに分けてお話を作成いたしました。ズバリ、救急隊が疑った病気は何でしょうか?たくさんの現役救急隊のみなさん、医療従事者のみなさん、学生さんなどなど、みなさまからのたくさんのコメントをお待ちしています。アンサー編は10月の上旬頃に更新したいと思います。↓にほんブログ村ランキングサイトに参加中、クリックしてね
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まさに救命対応症例ですね。
ショック状態ですね。
恐らく、大動脈解離が一番考えやすいでしょう。教科書的には血圧の左右差が有名な所見として記載されていますが、そのような所見が見られる患者はあまり多くはありません。
このような患者でショックであればまず心タンポによるショックを疑い、頚部の所見に注意しながら搬送です。
その他にAAA(腹部大動脈瘤)も疑いますが、今回は移動性の痛みがあるとの事ですので恐らく大動脈解離だったのではないでしょうか。
以上、田舎の救命士でした。
PS:救命士が言っている事ですので間違いがあるかもしれません汗| パラパラ | 2009/09/26 11:24 AM |パラ吉さん、みなさん、こんにちは。
まずは、やはり大動脈解離によるショックを疑います。
病院選定は、救命救急でしょう。
血圧は100あっても50代で冷汗を認め、タキっているのであればショックを疑います。
無症状のAAAが破裂した可能性もありますね。
考え出したら色々疑えますが、みなさんが疑う疾患で間違いないのでは?
もしかしてAMIとかですか?笑| みっきー | 2009/09/26 6:23 PM |ミッキーさん、こんにちは!
>血圧は100あっても50代で冷汗を認め、タキってい るのであればショックを疑います。
無症状のAAAが破裂した可能性もありますね。
妥当だと思います。
50代、5分ほどの運動による汗は単なる発汗ではなく、ショックによる冷汗でしょうね。
今回の場合、足背動脈の触れが・・・との事ですので、下行大動脈を解離進展し、総腸骨動脈まで進展しているのでしょうね。
AMIですが、確かに肩や下顎痛が放散痛等として認められる症例はあるとおもいます。
しかし、痛みの移動性は大動脈解離に特徴的なものでしょう。
たしかに考え出したらきりがないですね。(笑)| パラパラ | 2009/09/26 7:55 PM |素人は気楽なもので、「移動性の」背中の激痛というだけで大動脈解離を疑いました(;´Д`A ```
冷や汗、酸素飽和度の低さは気になりましたが、顔色は冴えないが蒼白ではない、意識も清明(っぽい)、血圧も収縮期で100mmHgあるという点から、ショック状態は見逃しました。
また、ショック状態では徐脈であると思い込んでいました。
仕組みを考えてみれば、頻脈になり脈も取りづらくなるのは道理ですね。
| しゅらとまりあ | 2009/09/27 11:55 AM |これは、腹部大動脈解離ですか?| MEDIC | 2009/09/27 3:28 PM |すいません付け足すのを忘れました。
ほぼ腹部大動脈解離で間違いないです。
解離は心臓からすぐの大動脈弓付近で起きれば、肩の異常や激しい胸部痛、血圧の左右差を認めるでしょうが、痛みが背部へ移っているので、大動脈の膜がどんどん裂けていってるのでしょう。
救命対応ですが、近くに循環器科のある総合病院や大学病院があればそちらへ搬送するべきでしょうね。| MEDIC | 2009/09/27 3:37 PM |いつも楽しく読ませてもらっています。
年齢、性別、疼痛部が肩から背部へ移動していること、ショックバイタルから大動脈解離と考えられます。AAAの切迫破裂、破裂でもショックバイタルになりますが、疼痛部移動の説明がつきません。また、心電図正常よりAMIも否定的なように思います。上肢の左右差なく、足背動脈の触知ができないことから、胸部大動脈の下部から腹部大動脈にかけて解離しているのではないでしょうか?
ちなみに、片方のみ足背動脈が触れないという症例を経験したことがありますが、触れたり触れなかったりを繰り返していました。片側の足背動脈への分岐部でかい離がとどまっていたとのことでした。| ちゅかの | 2009/09/28 2:08 PM |皆さま、こんにちは!
AMI初期でもECGでは正常なことが多数見られますので臨床症状のみでオーバートリアージすることが病院前では重要だと思います。超急性時のT波のみの増高もありますので。
当然、救急現場では重症疾患から考えるのが筋ですので今回の場合は大動脈解離を疑うのは妥当です。っとういうか正解なのではないでしょうか??
しかし、閉塞性動脈硬化症の場合、両側のPULSECHECKは当然の事、既往歴が重要です。
さてそれはなんでしょうか?
逆質問でした汗| カーター | 2009/09/28 9:01 PM |こういう場合、下肢の血圧測定を行ってみるのも私はいいと思います。
上肢の血圧に差が無いAAAも存在すると思います。
また、私なりに下肢動脈塞栓症の疑いもあるのですが・・・どうでしょう???
でも、ショック状態が気になります。| 初心 | 2009/10/02 1:14 PM |こんにちは!
>上肢の血圧に差が無いAAAも存在すると思います。
AAA(腹部大動脈瘤)ですので、上肢の血圧に左右差が出るのでしょうか・・・?
無知ですみません。。。
確かに、大腿で血圧を測定するのも重要な観察ポイントですね!!それに、足背動脈の触知に左右差があるので、動脈塞栓も鑑別の一つだと思います。
ただし、移動性の痛みが説明できないように思います。
AFのtachyで、ショックを引き起こし、塞栓が飛んだとも考えられなくはないですが、かなり無理がありますね・・・(移動性の痛みはまずないかな?)
| パラパラ | 2009/10/03 11:11 AM |
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